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自分の為のBL
第3章 俺の王子様
「そりゃ、羨ましい事で。生憎、俺は王子様み たいに出来が良く無いんだよっ解ったら、家に 帰れ。」
「…雅君に王子様って言われたくない。」
お?やっと漫画から顔上げた…
「大体、俺煩くしてないじゃん。何で気が散る 訳?俺のせいじゃなくて………雅君が俺の事気に してるからじゃ無いの?」
「あ~そうです。そうでした……誰だって恋人 がベッドで、そんな格好してたら気になるだ ろ!」
ちくしょう!! 折角我慢してたのに…っ
ギシッとベッドが軋む。
「抱かせろ…」
「遅い。どんだけ待たせるんだよ。俺は雅君み たいに遅漏じゃ無いんだから。……一人でし ちゃうとこだよ…?」