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愛妻を抱かせる
第3章 はじめての快感
「私も着替えますね」

そう言うと、着ていたものを脱ぎ出したセラピストは

ビキニタイプのブリーフ一枚になった。

男の私でも見惚れるほど鍛え上げられた肉体は

若々しくまさに現役真っ盛りと思えるほどに艶やかであった。

カバンから取り出した作務衣に着替えると

ベッドにマッサージ用の大判のバスタオルを敷き、

ルームフレグランスをスプレーしはじめた。

たちまちに部屋は甘美な香りに包まれ世界が変わった。

「イランイランの香り、分かりますか」

私はその甘い香りにうっとりしていた。

「そうなんですね、詳しくはないんですが

なんだか、エッチな雰囲気というか、いいですね。」

「正解ですよ。これには催淫効果があって

奥様も気持ちが盛り上がってくだされば良いですね。」

女性をその気にさせるためには

雰囲気が大切ということか。私は妻のためにこんな演出

したことなかった。妻がどのように変わるのか、

期待せずにはいられなかった。

なぜならこの雰囲気作りもさることながら

セラピストが妻の好みにどハマりだからだ。

背の高さ、歳上の色気を感じさせる彫りの深い整った顔貌。

程よく着いた筋肉は男性らしい逞しさが溢れんばかりで、

私にはないものばかりだった。

部屋の照明を間接照明だけに調節して仄暗く

淫靡な世界へと仕上げていった。

主役の登場を待つ部屋に浴室のドアが開く音がした。

バスローブを羽織って髪をひとつに纏めた

妻が出てきた。

「こんばんは、アズサさん。

アキラと申します。

今夜はよろしくお願いしますね。

良い時間にしましょうね。」

妻は若い娘の頃のようにはにかんで笑顔を見せて

「こんばんは、よろしくお願いします。」

妻は所在なさそうに立ちすくんでいたが

「こちらへどうぞ」

アキラに促されてベッドの上で正座の姿勢をとった。

「寒くないですか?」

「いいえ、大丈夫です。」

暖房を効かせた部屋は服を着た私とアキラにとっては

暑くて汗ばむくらいだ。

「いいですか?」

バスローブの襟のところに手をかけて妻に尋ね、

コクリとうなづくと、アキラはバスローブをするりと

引き下ろした。今日初めて会った男の前で

躊躇する間も無く妻の上半身が露わになった。















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