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第3章 はじめての快感

男は蕾への指技で何度か妻を昇天させ、

休むまもなく、壺の入り口にゴツゴツとした中指を

あてがった。

「入れるよ」

「うん…」

妻の蜜壷が男の指を飲み込んでいった。

根元まで差し込まれた指が中で動き出したのか、

リズムに合わせて儚げな声をあげる。

男の指は高精度なセンサーでも仕込まれているような

的確に妻の感じる部分を捉える。

「あああん…す、ごい…」

男はもう一本、指を足した。

今度は中指と薬指を奥深くまで突き刺し、

子宮口への刺激を始めたようだった。

妻は中でいくこともできる。

これは妻にとってはたまらない責めだ。

「ぐうぅぅ…はあぁん…もっと…いやぁん…」

こんなに乱れる妻に私は圧倒された。

太い指を差し込んだまま、

男の筋肉に筋張った腕に力が込められ

だんだんと蜜壷の中をかき混ぜる動きが

激しくなる。

「ぎゃああぁ…んあぁぁん…はぁはぁ…」

凄まじい速さと強さで、妻の声は悲鳴とも取れるような

激しさだ。

ダメだ、こんなに強くしたら痛がるに決まっている。

我慢してこの場の空気を壊さないように

耐えているに違いない。

止めるように言ったほうが良いのではないか。

そんな不安をよそに、グチョグチョとかき混ぜる音は

さらに激しさを増して、次の瞬間、妻の蜜壷から

しぶきが散った。目を疑った。

いつかAVで見た光景。あんなのは素人の

妻なんかでは到底起こり得る現象ではないと信じきっていた。

妻が潮を吹いたのか。

男は動きを止めない。

「いやあああー！」

しぶきは止まるところを知らず

ベッドのシーツは妻の液で大きなシミを作った。

男の腕はびしょびしょに濡れて

激しさを物語っていた。

男は動きをやっと止めた。

ぐったりとして妻はベッドに沈んでしまった。