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溺愛契約
第3章 誕生日のプレゼント
「熱い……」

「香美さんのせいだよ。誕生日に、香美さんをくれるなんて言うから。」

何だか、嬉しくなった。

そんなに、私を欲しがっていたなんて。

「いっぱい貰うよ。」

伸樹君がそう言うと、腰が激しく動く。

「ああ、あぁん!あっ、あっ、あっ!」

快感がいくつも押し寄せる。

「激しい……激しい……」

「香美さん……すげー気持ちいい……」

胸がきゅーんとなる。

「伸樹君、ぎゅっとして。」

切ない顔で、伸樹君は私を抱きしめてくれた。

「伸樹君……伸樹君……」

「なに?」

「本当は、好きなの。あなたが……」

すると伸樹君は、私にキスをしてくれた。

「反則。今、言うなんて。」

そして身体を密着させたまま、伸樹君はゆっくり動く。
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