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溺愛契約
第4章 ライバル登場
「そう。今野梓。俺と同じ営業だったんだけど、TT社に引き抜きされて、あっちで企画の本領を現したんだ。今となっては、俺のライバルだよ。」
強い目で語るけれど……
「でも、元カノだったんでしょ。」
あんな綺麗な人、元カノだったなんて。
何で、別れちゃったのかな。
「あれ?嫉妬?」
伸樹君は、私の頬をツンとつついて、笑った。
「安心して。より戻す気なんてないし。それに俺は今、香美さんに夢中だから。」
「うん。」
微笑みはしたけれど、まだ今野さんの事、気になって仕方がない。
「香美さん。」
伸樹君が私を抱きしめる。
「梓とは、時間のすれ違いで別れたんだ。たぶん、あっちは俺の事、好きじゃなかったんだよ。」
強い目で語るけれど……
「でも、元カノだったんでしょ。」
あんな綺麗な人、元カノだったなんて。
何で、別れちゃったのかな。
「あれ?嫉妬?」
伸樹君は、私の頬をツンとつついて、笑った。
「安心して。より戻す気なんてないし。それに俺は今、香美さんに夢中だから。」
「うん。」
微笑みはしたけれど、まだ今野さんの事、気になって仕方がない。
「香美さん。」
伸樹君が私を抱きしめる。
「梓とは、時間のすれ違いで別れたんだ。たぶん、あっちは俺の事、好きじゃなかったんだよ。」