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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第2章 離婚届
ここは・・・。
賢吾さんの地元の小さな診療所。
蓮は中で処置を受けていた。
「少し縫うかもね(笑)・・・でも何日かで良くなるよ・・・・」
賢吾さんはそう言ってコーヒーを飲んだ。
「良かった・・・・」
私がホッとしていると・・・・。
「凪ちゃん・・・・お母さんに連絡した??」
向こうから来たのは淳さん。
あっ・・・
そうだ!!
「電話しなきゃ・・・・・」
そう言うと奥の椅子に座ってた一樹さんが私のバックを持ってきてくれた・・・。
「あっ・・すいませんっ!!!ずっと持たせてた、私ッ・・・・」
そう言うと一樹さんは笑って・・・。
「ね・・見るつもりなかったんだけど~・・・これ(笑)」
・・・・・・・・。
それっ・・・・。
忘れてた・・・・。
小田切に渡された離婚届・・・・・。
私がそれを受け取りじっと見つめると・・・・。
「さっさと出しちゃう??(笑)夜間窓口でー・・・直ぐ近くに役所あるよ???あっ・・でも直ぐ出せるもんじゃないのか???」
賢吾さんがそう言うと・・・・。
「身分証明書と謄本が必要かもね・・・(笑)」
一樹さんがそう言った。