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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第14章 動き出す黒い影
その頃
「ね・・・・どうするのっ???こんなとこいつまでもいられないよ???」
・・・・・・。
分かってる。
分かってるけど・・・・・。
「岳さん、・・・・学生時代の友達がポンコツだけど車売ってくれるって・・・・!!!」
えっ?!
思わずたばこを消して顔を上げると・・・・。
俺の目の前に居た雫は少し安心した顔で・・・・。
「岳ちゃんッ・・・・これで助かるッ???///////」
そう言ったんだ。
そう・・・。
俺は・・・。
あの赤坂ホテル事件の後に直ぐにあのマンションを徹と共に出て、俺が付き合ってる雫も連れて・・・。
今は、あいつ等の管轄外の横浜のホテルで身を隠していた。
携帯を出し、
「何処で会えそう??」
徹にそう言うと、
徹は携帯でラインを打ちながら・・・・。
「都内は避けてもらうので・・・・神奈川なら川崎か~・・・あっ、横浜まで来てくれるって言ってますよ(笑)」
マジかッ
徹は携帯の画面を見せてきて、
「結構乗ってる車で、故障とかはないと思うけど10万キロ走っちゃってる車だから15万即決で良いって(笑)」
15万ッ???
徹の携帯のライン画面に貼られている写真を見ると・・・・。
ファミリーカー(笑)
「直ぐ必要だからその場で金は渡せる・・・・(笑)」