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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第17章 家族
一樹side
蓮って最初は全然話をしない奴だったけど・・・。
今は結構話してくれる。
俺は壁に寄りかかりアイコスを吸いながら蓮の顔を見て、
「お前の親父さんは???どんな人だった?」
そう言うと、蓮は一瞬・・・・ビックリした顔で俺を見つめた。
でもすぐに笑って・・・・。
「知ってるくせにッ!!(笑)」
そう言って笑った。
まぁ、
知ってるけどさ(笑)
「(笑)(笑)まぁ知ってるよ、・・・・・でもお前からその話は全然聞いてなかったしな~・・・」
そう言うと蓮は煙を吐き出して、
少し笑った。
「ちゃんと話します・・・・。でも、凪に先に話してもいいですか???」
・・・・・・・。
凪ちゃんか。
まぁそうだよな。
俺は蓮の肩をポンっと叩き、
「いつでもいいよ、お前が話せそうな時で(笑)」
蓮はまた笑って頷いた。
俺も親父はヤクザだった。
でも育ての親父は・・・・普通のサラリーマンだ。
でも結局、
蛙の子は蛙。
俺も一時、指定暴力団に入った。
蓮は・・・・。
俺の予想、中には入ってはいない。
ただ、何処までの繋がりがあるか。
そこが重要だ。
OHは反社会的勢力とは・・・。
手を組まない。