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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第17章 家族


蓮side


パーティーが始まって淡々とビンゴゲームが進められていく。

俺はビンゴのカードを龍に頼み、拓海さんと一緒に景品コーナーでビンゴになったスタッフたちにどんどん景品を渡した。


すると、

「蓮ッ!!!元気そうだな????」

俺の頭の上からそんな声がした。

凄く懐かしい声だった。

ゆっくり顔を上げると、そこに立っていたのは横浜でお世話になった比呂さんと悠さんだった。

「あ、挨拶行かないですいません!!!」

そうだ・・・バタバタしていてつい・・・・。

俺が慌ててそう言うと比呂さんは笑って、

「いいよ(笑)さっき祐司さんと話したんだ、お前が年明けから銀座の10フロアーのチーフを拓海とやるって!色々忙しいだろ???」

(笑)

「でも俺等を最初に育てたのは俺等だって忘れんなよな???(笑)」

そう言ったのは悠さん。

2人は俺にとってOH最初の兄貴みたいなもんだ。

「感謝してます!!また飯行きましょうよ!」

俺がそう言うと2人は顔を見合わせ笑って、

「お前人と飯食いに行くって概念なかったろ???(笑)随分変わったな???」

って・・・・。



確かに俺、横浜にいた時ってほっとんど人と飯行ったり関わったりしなかった。
銀座に来てもなるべく付き合いを避けていたけど・・・・・。


なんだかんだ言って臨也が~・・・・・(笑)

俺を誘ってくれたりして、

それから、涼さんや淳さん、一樹さんも・・・・・。

皆に感謝だな。



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