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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第17章 家族


蓮side

ビンゴゲームも終わりパーティーも終盤に差し掛かった時、

俺の携帯が鳴った。

携帯を見ると・・・・。


「蓮、もう直ぐ祐司さんの締めの挨拶だからその前に電話終わらせてきな・・・・」

拓海さんは俺の耳元でそう言った。

だよな・・・。

「ちょっと電話してきます」

そう言って会場の外に出た。

未だに俺の手の中でブーブーなる携帯。

それは・・・。

その相手は・・・・。



「もしもし?」

喫煙所に行きアイコスを吸いながら電話に出た。

すると、電話の向こうで慌てた様子で・・・・。

『蓮坊ちゃんッ???あーーーよかった・・・出てくれて本当に良かった・・・・』

こっちにまで伝わってくる安堵する声だった。

その声を聴くと俺もついつい口元が緩んで胸の中が落ち着いて懐かしい気持ちになる。


「磯村さん・・・どうしたんですか?お変わりないですか?」

俺がそう言うと、電話の向こうにいる磯村さんは

『私は元気です、あの・・・・・蓮坊ちゃん今話せますか???』




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