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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第17章 家族
蓮side
凪は・・・・。
俺の話を聞いた瞬間顔を強張らせた。
仕方ないと思う。
それが普通の反応だ。
俺は凪にどうしたら安心してもらえるか・・・俺は暴力団じゃない。入る気もない。
ただ、
親は・・・・。
親だ。
凪はまたゆっくりと俺の胸に頭を付けて寄りかかってきた。
・・・・・・・・。
心臓の音が凄く・・・響いたと思う。
自分でもわかった。
ドクドクドク・・・・・。
凪に嫌われたくなくて・・・震えた。
凪は、俺の胸に手を当てて、
・・・・・・・。
「言うの・・・・色々考えさせちゃった???」
て・・・・。
言った。
凪は俺の腕を掴んで俺の胸の中で・・・・。
「蓮話してくれてありがとう~・・・・」
・・・・・//////////////////
親父の話は、
誰にもしたことはなかった。
友達にも・・・・。
てか話せるような友達も作らなかった。
「いいよ・・・いっぱい話して・・・・私は蓮が好きなんだから・・・・」
凪は少し顔を上げ、
そう言ってくれた。