この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第17章 家族

蓮は私の頭を撫でながら話し続けた。

「兄貴と俺はね、・・・・会ってるところを人に見られたりしたら面倒な感じがあってね(笑)だから~・・・もしもの時を考えて一応電話帳はGって書いてある(笑)」

人に見られたら・・・面倒????

私が顔を一回上げると蓮はにっこり笑って・・・・。

「俺の親父は・・・指定暴力団の剣崎会の新宿支部長・・・・」

・・・・・・・・。

えっ?!

・・・・・・・・。

剣崎・・・・って・・・・・。

蓮にそう言われたとき、自分の頭の中で色々駆け巡った。

あの・・・赤坂のホテルで起きた事件の時・・・追って来たのは剣崎会。

剣崎会って言ったらニュースでも見たことがある・・・暴力団。


自分の目が泳いでるのがわかった。

え??え??って・・・・、視点をどこに合わせたらいいか分からなくって蓮の顔を見た。

きっと私は凄く・・・凄く・・・不安な顔をしていたんだろうな。

蓮は私の顔をじっと見つめ少し悲しそうな顔をしたの。



蓮?????

蓮・・・・・。

違うよ・・・・。

不安というか・・・、

「蓮は・・・・・その・・・・」

関係がないわけではないと思うけど・・・・今の関係は・・・・。

お父さんやお兄さんとの関係は・・・・・。


私が声を絞り出すようにして言うと、蓮は・・・・。


「親だから・・・100%関係ないとは言えないけど・・・・」

・・・・・・・・。

「俺はそこに属してないし今後も属する気も関わる気もないよ・・・・」




/434ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ