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第18章 兄弟

マンションに一度戻ることを考え9時半にホテルを出発。

車に乗ると蓮は

「昨日クリスマスらしい事何もしてないね？？(笑)俺たちッ！」

蓮は笑ってそう言った。

確かに、

私たちはあの後Hはしたけど(笑)

・・・・・・。

蓮にプレゼント渡しそびれちゃった。

すると蓮は後部席に手を伸ばし、小さな紙袋を私の膝の上にポンッと置いた。

・・・・・・///////////


「蓮・・・/////これって・・・」

私の膝に置かれた白い紙袋には・・・。

Van Cleef and Arpels

・・・・。

嘘ッ・・・・。

恐る恐る蓮の方を見ると、蓮はアイコスを咥えて

「結局何にしようかなってかなり迷って～・・・・和也さんが相談に乗ってくれて～・・・////////」

ヴァンクリーフッ？？？？

って・・・・。

蓮はチラッと私の顔を見て、

「趣味じゃなかったらごめんねッ(笑)」

えっ？！////////

「いや、・・・だってその・・・こんな高価なもの・・・////////」

ビックリした。

実際お店とかも行ったことないし、雑誌とかの裏表紙に載ってるようなブランド。

まさか・・・自分が・・・・////////

蓮は車のエンジンをかけて・・・。

「(笑)(笑)中身見て見て？？？」

笑ってそう言った。