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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第21章 兄貴のこれから
俺と凪、兄貴と雫さんと徹が乗った車2台は屋島を出発して海沿いを松山方面に向かって走っていた。
「ね・・・皆沖縄で何してるのかな???」
凪は俺の膝に手を置いてそう言った。
「さっきね(笑)龍之介からライン来てて、沖縄着いたって言ってた!これから龍之介と佐那ちゃんはレンタカーで空港出るけど臨也はお兄さんとそのお子さんが迎えに来るみたいだよ?」
そう(笑)
臨也は結局・・・。
皆マンションに居ないならと言って沖縄に帰ったらしい。
拓海さんも彼女は仕事だけど、彼女の送り迎えしてるみたいだし(笑)
「臨也君(笑)お兄さんと仲良しなんだね???いがーい!!!」
凪はそう言って笑った。
臨也はあんな感じだけど、多分一番・・・寂しがり屋だ。
「お兄さんも、お子さん産まれたばかりだから今回は来てないけど、涼さん達と一緒に働いてるときはOHでかなり人気のスタッフだったみたいだよ?」
俺も会ったことはないけど、その噂はよく聞いた。
俺がアイスコーヒーを飲みながらアイコスを吸うと、
凪が俺の肩に頭を乗せて、
「皆凄いね・・・・蓮も大人気みたいだし~・・・・」
??????
(笑)
運転しながらふわっと香ってくる凪の香り。
俺は凪の頭に俺の頭を付け・・・・。
「彼氏が大人気なのは嫌?」
そう言うと、
凪はゆっくりこっちを見て、
「いいよ・・・・・」
そう言いながら
俺の太ももから内側に手を滑らせてきた。
「お客様にしてる以上に私に色々してくれるなら・・・・・」
色っぽい声でそう言って
俺のモノを服の上から優しく撫でた。
凪のたまに見せてくる
小悪魔みたいな雰囲気。