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いんらん荘の蘭子さん
第1章 いきなりの誘惑
シングルの敷布団の上で、添い寝するような体勢になった三宅くんと私。

「布団の寝心地はどう?」
私は三宅くんの耳元で尋ねます。

「ふ…ふわふわで、き…気持ちいいです…」
三宅くんは緊張しているようです。

その様子が可愛くって、私の子宮が疼きます。

「気持ちいいのね?」
私は聞き返します。

「は…はい…」

「じゃあ、もっと気持ちよくなろうか?」

「えッ?!」

「男と女がひとつの布団で寝てるとき、どうすれば気持ちよくなれる?」

「え…えっと…」
言葉に詰まる三宅くん。

「ちゃんと答えられたら、気持ちよくなれるわよ。 さあ、私に教えてね。 男と女は何をすれば、気持ちよくなれるの?」
意地悪な口調で、私は囁き続けます。

「セ…セックスです…」
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