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愛しの茉莉亜
第7章 茉莉亜との夏
夕食後、夜の浜辺を二人で腕を組み散歩した。
昼間の賑やかな浜辺と違い、波の音が心地良かった。
夜風に髪を揺らし
月明かりで見る茉莉亜は息を飲むほど美しかった。
「優ちゃん、茉莉亜、今凄く幸せだよ」
「ああ、俺も」
僕は立ち止まり茉莉亜を抱き寄せた。
「茉莉亜、愛している」
そう言って優しく口付けた。
「嬉しい…」
茉莉亜は瞳を潤ませていた。
僕と茉莉亜の幸せの為だったら、僕は何でも出来る。
茉莉亜の笑顔は僕が守ると心に誓った。