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第9章 幸せの絶頂

僕達はまたレンタカーを借りて、軽快に車で走る。


今日は待ちに待った旅行初日だ。


助手席には茉莉亜。


気に入った音楽をかけとても気分が良かった。


最初の目的は山の高台にある手打ち蕎麦屋だ。


茉莉亜がガイドブックで見つけ、美味しいお蕎麦が食べたいと言っていたのだ。


なかなか渋い趣味だなと思ったが、この年で旨い蕎麦なんてめったに口にしない。


いい経験だなと思った。


蕎麦屋に行く途中、何時か車を停めて写真を撮った。


茉莉亜からもらった望遠レンズが大活躍だった。


蕎麦屋は和風の古民家風の店だった。


そこの手打ち蕎麦は喉越しが良くコシがあり絶品だった。


茉莉亜と食べれて嬉しかった。