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ただ一緒に居たいだけ
第19章 もう一度初めから

「美波さん…。
あのさ。
死産だった子供の父親って…。
俺だよね?」
「えっ?」
「そうだよね?」
「…健吾さんはね、
外に出したって言ってたけど、
我慢出来なくてナカに出してたからだよって言ってたのよ?」
「几帳面で、真面目なオヤジは、
結婚前に中出しとか、しないよ。
だから、俺の…」
「あのね。
神様の子供だから。
それで良いでしょう?
それに、恵吾さんを育てる機会を貰ったから…。
育ててるうちにね。
なんか、亡くした子供の子育てをする機会を、
神様がくださったと思ってたの。
だからね。
本当に恵吾さん、
私の子供だって心から思ってるのよ」
慎吾さんは肩を震わせて泣いてる。
「もう!
慎吾さんてば、お父さんなんだからしっかりして?」
と慎吾さんの背中をそっと撫でた。
あのさ。
死産だった子供の父親って…。
俺だよね?」
「えっ?」
「そうだよね?」
「…健吾さんはね、
外に出したって言ってたけど、
我慢出来なくてナカに出してたからだよって言ってたのよ?」
「几帳面で、真面目なオヤジは、
結婚前に中出しとか、しないよ。
だから、俺の…」
「あのね。
神様の子供だから。
それで良いでしょう?
それに、恵吾さんを育てる機会を貰ったから…。
育ててるうちにね。
なんか、亡くした子供の子育てをする機会を、
神様がくださったと思ってたの。
だからね。
本当に恵吾さん、
私の子供だって心から思ってるのよ」
慎吾さんは肩を震わせて泣いてる。
「もう!
慎吾さんてば、お父さんなんだからしっかりして?」
と慎吾さんの背中をそっと撫でた。

