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第7章 深夜の出来事

「んっ…」


身体が重たい。

目を開けると、目の前に慎吾さんの顔がある。

優しく微笑むとそっと唇を重ねる。


大きな手が私の胸を弄る。

驚いて手を抑えて止めようとするけど、
少し空いた唇から舌が潜り込んで私の舌を探るようにすると絡めてしまうので、
頭の芯がぼぉっとなって、
抑えた手の力が抜けてしまう。


パジャマの裾から手が入れられて、
直接胸を弄る。


「少し勃ってきたよ？」と耳元で囁いて、
耳を舐めたり軽く噛んだりされて、
声が出そうになる。


「オヤジに聴こえちゃうよ？
それとも、聴かせたいの？」と言われて、
慌てて手の甲を口に当てると、
今度は首筋を舐めていく。


摘まれた胸の先端から、
電流が走るような刺激。

身体がピクンと跳ねてしまって、
胸を突き出してしまう。


「舐められたいの？」

「ちが…」

最後まで言わせてくれない。

先端を唇に咥えられて舌で刺激されると、
甘い声が上がりそうになってしまって、
手の甲を噛んで耐える。


揉まれながら、
噛んだり舐めたり吸ったりされると、
お腹の奥がキュンと収縮して、
両脚がもじもじしてしまう。



その両脚に、
慎吾さんの硬くなったモノが当たる。


私はそっとソレを、
ハーフパンツの上から触ってみると、

「美波さん、ダメだよ。
そんなことしたら、止まらないよ？」と囁いて、
唇にもう一度キスをする。


私も夢中でキスを返した。