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ただ一緒に居たいだけ
第7章 深夜の出来事
ハッとして目が覚めると、
まだ暗かったし、
ベッドには私、1人だった。

パジャマもちゃんと着てる。


そっと両脚の間に触れてみると、
ヌルヌルになっていた。


やだ。
夢?


1人で紅くなってしまう。


喉も乾いていた。


私はそっと起きてお手洗いに行って、
ビデで軽く火照った下半身を洗って、
丁寧に手を洗った。


キッチンに行って、
冷蔵庫からペットボトルを取り出して、
ふと、リビングを見ると、
携帯の灯りが見えた。


ペットボトルを持って、
そっとソファの健吾さんに渡そうとした。


「こんなソファベッドだと、
眠れなかったですか?」と小さい声で言うと、

「隣の部屋に貴女が居ると思ったら眠れなくて…」と言うと、
私の手を引いて、
抱き締めるとキスをした。


ねっとりとした優しいキスに、
私は混乱してしまって、
拒否することも出来なかった。
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