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ただ一緒に居たいだけ
第8章 マインドゲーム
あんまり話をしていなかったという健吾さんと慎吾さんは、
思ったよりあれこれ、話をしていた。


「ちょっとお買い物に行ってきます」と言うと、
2人でついてきて荷物持ちをしてくれて、
その後は2人の話をぼんやり聴きながら、
日曜日のルーティンにしている常備菜作りをしたり、
パンを焼いたりしていた。


「オヤジ、もう帰れば?」と何度も言われて、
ちょっと可哀想だったので、

「新幹線の中でどうぞ?」と言って、
お弁当を渡した。


「え?
オヤジだけ?
ズルいよ」と慎吾さんが言うので、
もう一つ作ろうとしたら、

「良いよ。
ここで一緒に食べるから」と笑った。


折角だからと品川まで送って、
「さて。
また、明日から仕事だから、
今日は独りで帰るね?」と言うと、

「ダメ。
心配だから送らせて?」と言うので、
タクシーで戻って、
常備菜をワンプレートにした簡単な夕食を取った。


渉さんはまだ、帰って来ない。


2人でのんびり焙じ茶を飲みながら、
本当にぼんやりしてしまった。
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