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ただ一緒に居たいだけ
第8章 マインドゲーム

「もしかして、
若かったら直感的に好きと思ったり、
訳もなく惹かれて、
結婚まで突き進むこと、出来るかもしれないけど。
私の最初の結婚もそうだった。
望まれて、結構するのが幸せだと思って。
でも、浮気されて捨てられたのよ?
仕事も家のことも育児も、
ちゃんとしようと思って頑張ってたらね。
真面目過ぎて息が詰まるって言われた。
それで、浮気してた水商売の女の人にも赤ちゃん出来たからって。
あいつはお前と違って俺が居ないとダメだから。
お前は独りでもやっていけるだろう?
可愛げないからなって言われたのよ?」
ポロポロと涙が止まらない。
「ねっ?
だから、慎吾さんもちゃんと考えてみて?
好きって言われるのはとても嬉しいのよ?
フワフワした温かい気持ちになれるし、
ご飯とかも、美味しいって食べて貰えるの、
とても幸せなの。
でも、結婚なんて…。
やっぱり無理だと思う。
慎吾さん、歳上と付き合ったこと、ある?」
「んー。
ない。
学生時代も中高一貫の時は、
同級生はなんか、変な感じがして後輩と付き合ってたし、
大学は美大で、
変なヤツばかりだったし、
まあ、バイトも大学の授業もやること沢山あって、
彼女、居なかったし。
まあ、適当に寝ることはあったけど。
就職した後は、事務のコに告られて付き合ったけど、
なんか束縛されるのが面倒で別れたし。
あれ?
俺って、モテないヤツだったのか」と、
頭を掻いた。
若かったら直感的に好きと思ったり、
訳もなく惹かれて、
結婚まで突き進むこと、出来るかもしれないけど。
私の最初の結婚もそうだった。
望まれて、結構するのが幸せだと思って。
でも、浮気されて捨てられたのよ?
仕事も家のことも育児も、
ちゃんとしようと思って頑張ってたらね。
真面目過ぎて息が詰まるって言われた。
それで、浮気してた水商売の女の人にも赤ちゃん出来たからって。
あいつはお前と違って俺が居ないとダメだから。
お前は独りでもやっていけるだろう?
可愛げないからなって言われたのよ?」
ポロポロと涙が止まらない。
「ねっ?
だから、慎吾さんもちゃんと考えてみて?
好きって言われるのはとても嬉しいのよ?
フワフワした温かい気持ちになれるし、
ご飯とかも、美味しいって食べて貰えるの、
とても幸せなの。
でも、結婚なんて…。
やっぱり無理だと思う。
慎吾さん、歳上と付き合ったこと、ある?」
「んー。
ない。
学生時代も中高一貫の時は、
同級生はなんか、変な感じがして後輩と付き合ってたし、
大学は美大で、
変なヤツばかりだったし、
まあ、バイトも大学の授業もやること沢山あって、
彼女、居なかったし。
まあ、適当に寝ることはあったけど。
就職した後は、事務のコに告られて付き合ったけど、
なんか束縛されるのが面倒で別れたし。
あれ?
俺って、モテないヤツだったのか」と、
頭を掻いた。

