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ただ一緒に居たいだけ
第8章 マインドゲーム

「えっ?
あの…美波さん?
大丈夫ですか?
具合、悪いんですか?」と言われたけど、
上手く声も出ない。
なんとか、震える声で、
「大丈夫です。
あの…おやすみなさい」と言って電話を切った。
折り返しが着ても、
とても話なんて出来ないと思って、
電源を切ってしまった。
そして、ベッドに潜り込んで寝た。
早く朝が来れば良いのに。
でも、朝が来ても、
どうせ独りだ。
ゲームをするように、
よく考えてなんて、
言わなければ良かった。
もっと素直になれば良かったのに、
自分のせいで、
何も始まらない状況を引き寄せてしまった。
あの…美波さん?
大丈夫ですか?
具合、悪いんですか?」と言われたけど、
上手く声も出ない。
なんとか、震える声で、
「大丈夫です。
あの…おやすみなさい」と言って電話を切った。
折り返しが着ても、
とても話なんて出来ないと思って、
電源を切ってしまった。
そして、ベッドに潜り込んで寝た。
早く朝が来れば良いのに。
でも、朝が来ても、
どうせ独りだ。
ゲームをするように、
よく考えてなんて、
言わなければ良かった。
もっと素直になれば良かったのに、
自分のせいで、
何も始まらない状況を引き寄せてしまった。

