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彼女はただ満たされたい
第2章 彼と彼と私
 大きくなりきった充のモノは、私の穴には少し大きい。しっかり潤っていてもずりずりと膣壁を擦りながら出入りしていく感じは、ただただ快感だった。
 気持ちのいいポイントだけでなく、膣全体を刺激していくモノに虜になっている。充のことを体が求めていた。
 小刻みに奥を突き続ける充の息が荒い。私の息も同じくらい乱れている。
「あっ、はぁ、あぁっ、イキそう……っ」
 膣とクリトリスに快感を与え続けられ、絶頂が近づいてくる。
「俺も、イクッ。このまま、出していい?」
「いい、中に出してっ」
 必死に腰を打ちつけながらいった充に、そう答えた。
「あっ、イクイクッイクッ」
「出るっ……」
 うねる膣の奥に充の熱い液体が勢いよく吐き出される。充のモノがビクリと震えるたびに私の体も震えた。
 そのままの体勢で息を整えた後、私たちはベッドに移動して、互いの体を舐め合った。
 ベッドやお風呂場。私たちは一日中ただ繋がるデートをいつもしている。

 二人と付き合うようになってから、どっちの子供かわからない、なんて状況にはさすがになりたくはなかったのでピルを飲みだした。私も生でするのが好きだからいいんだけど、その話しをして以来一切ゴムをつけなくなった充に、傷つく立場でもないのに心がざわついた。
 充は多分私に対しての好意の分だけ、二番目の彼氏という立場に傷ついているんだと思う。
 私の中では二人ともとっても大事で、同じくらい愛している。でも、充の中では一度健司の為に別れた経緯がある。
 充の為に別れた方がいい。頭ではわかっているけど、私はこの求められて体を存分に満たしてくれるセックスから離れられない。
 舌を絡ませながら私はそんなことを考えていた。
 胸に充の手が伸びる。服の上から揉まれる。その下で乳首が硬く勃起しているのがわかった。体が痺れる。
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