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先生の言いなり
第5章 - Ep.4 カガイ カツドウ -
「文?大丈夫〜って、あれ?沢渡先生なんでここに?」

「たまたまな、たまたま。ここのジム通ってんだよ、あるだろ。3階に」

「あぁ、確かに」

「それでちょうど水飲み終わってさ、追加で買いに来たら見覚えのある生徒がいるなぁと思って」

ニコニコと美冬と話しながら息を吐くように嘘をつく先生。
怖いわっ、なんて思いながら立ち上がる。
思わずふらついて先生の腕を掴んでしまう。

「おっと、大丈夫か?成海」
「文、大丈夫!?」

「ごめんなさい、ちょっとふらっとして」

そんなことを呟いて先生から離れようとすれば私の前髪を上げ自分のおでことくっつける先生。

「熱、あるんじゃないか?顔赤いぞ?」

なんて言う先生を思わず睨みつけたくなる。先生のその言葉に美冬が反応する。

「文やっぱり体調悪かったの?今日は帰りな!?コーチには言っとくから、今 文の荷物持ってくるね」

「え、美冬!?私は平…」

私の言葉を聞く前に美冬は会場に私の荷物を取りに戻ってしまった。

「…。 嘘でしょ…っていうか、よくあんな嘘がペラペラと!」

「なんのことだろうな〜」

先生から離れてそんな言葉を口に出せば、惚ける先生。

「そんなことより、中のおもちゃ、出してくださいっ」

「出して欲しいの?ほんとに?」

「当たり前じゃないですか…!気になって大会どころじゃな……っ、あっ」

言い終わる前にまた入れられるスイッチ。
弱でひたすら弱い所を刺激してくるそれに、プルプルと震えが止まらない。

「おいおい、大丈夫かぁ?」

頬を膨らませ先生を睨んでいれば、パタパタと荷物を持った美冬とコーチがこのタイミングでやってくる。

「美冬っ、荷物持ってきたよ!」

「成海大丈夫か?あ、沢渡先生すみません」

止めてと先生に視線を向けるも、小さく口元だけで嗤ってコーチと美冬に向き直る。

「いえいえ、僕がたまたま居合わせて良かったです」

「成海のことお願いしてもいいですか?予選通過した部員がいるので午後もいなくちゃいけなくて」

「勿論ですよ、お任せ下さい」

「ちょっ、勝手に…っ…、っ」

『黙ってろ』という意味なんだろうか。ローターの強さが上がっていく。

「文、沢渡先生に家まで送ってもらいな?ほんとに辛そう」

美冬にまでそう言われれば、もう何も言えなくなる。
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