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すぐ読める官能小説集
第3章 今夜は甘々で
上司に大目玉をくらった。
むしゃくしゃして、ストゼロとおつまみを買った。
そして今、買ったストゼロをキメてる。

『明日は休みだー』
実は今日、けっこう張り切って仕事しようと思ってた。
それもそのはずで、明日が休みだから。

でも後一日で休みってときに限ってヘマする。
なお、私のヘマについては、ご想像にお任せします。

おもむろに、壁にかけてる時計を見た。
時刻は21……酔ってて何分だかイマイチわからない。

やっぱり、ストゼロは庶民のミカタではなさそう。
そんなことは、どうでもいい。

この、むしゃくしゃした気持ちを晴らさないいけない。
そういうときには、アイツを召喚。
『しごと。おわった。ウチにこい』
脅迫文みたいなLINEをアイツに送った。

「はあーー」
急に眠くなった。
ヤバいまだアイツが来てない。

早く来い。
私のかわいいしもべ。
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