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第12章 もう1回

桜子さんは僕が逃げ出さないように、両脚で僕の腰を挟んで太ももで締め付けます。
僕はもう、蛇に巻きつかれたカエルです。

僕は恐る恐る4畳半に視線を走らせます。

なにしろお兄さんの冬彦さんが、厳しい条件を付けて僕たちの交合を監視しているはずですから。


僕は目隠しをはずしてキッスをして、裸にまでなってセックスを堪能した。
その様子を冬彦さんは、しっかりと見ていたはずだ。

それなのに桜子さんと2回戦まで挑むなんて、怒りの鉄拳が飛んでくるんじゃないかと冷や汗です。

そう思って視線を向けると、なんと4畳半に布団が敷かれて、冬彦お兄さんに桃代が騎乗位になって腰を振っているではないか。

それだけではありません。
春菜さんが冬彦さんの顔上にまたがり、オマンコを唇に密着させてクンニをさせているのです。