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4畳半でスワッピング
第12章 もう1回

桜子さんの質問が露骨にストレートなので、僕もあけすけに答えます。
「お姉さんのスカートからはみ出た太ももが色っぽくて、時々……思い出してオナニーしてたから、まさかセックスできるなんて、思わなかった」
「まあ、恥ずかしいなあ。私の太ももでオナニーかあ……」
「お姉さんは、自分の太ももに自信があるんでしょう? だからいつもミニのスカートを穿いて、男をたぶらかそうとしてるんでしょう?」
「たぶらかしたりしないよ。でも、意識はしてるかもね」
「やっぱり」
「ねえ、金太郎くん、オナニーしてたってことはさあ、私とヤリたかったってことだよね?」
剛速球の質問にたじたじとなって、僕は言葉に詰まります。
確かにそうなんだけど、正直に答えるには恥ずかしいのです。
「ああ、あの、それは、妄想だったから……」
「じゃあ、太ももが魅力なだけで、私のことは嫌いなのね?」
「嫌いじゃない。好きです……大好きです」
「ホントかなあ。じゃあ、ヤッてみてどうだったの?」
どうやら桜子さんは、僕がエッチな会話にどこまで対応できるのか、徹底的にいじって反応をうかがっているようです。
だから僕は、素直に開き直ってざっくばらんに答えることにしたのです。

