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4畳半でスワッピング
第15章 そして日曜日

もしかして桃代はあれ以来、冬彦さんとのセックスをひそかに妄想してオナニーをしていたのではないのだろうか。

あの日、受精の儀式が終わって桃代は僕に、「金太郎はまたお姉ちゃんとヤリたいって思ってるんじゃないでしょうね?」と、問い詰めたけど、それは僕への牽制球で、もしかして桃代は、冬彦さんともう一度ヤリたいと願っていたのではないのか。

冬彦さんのチンポが欲しくて、お姉さんからの誘いをひそかに期待していたのではないだろうか。
まさか、スワッピングを持ちかけたのは、妹の桃代の方ではないのか。


いやいや、そんな事はあり得ない。
桃代は貞淑な僕の妻なのだから、奔放な性格だけどそんな事はあり得ないと、自分の卑しい疑惑を打ち消すだけです。

僕だって、桜子お姉さんとのセックスを妄想して、シコシコとマスをかいていたのだから、桃代を責める資格なんてありません。


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