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4畳半でスワッピング
第15章 そして日曜日

お姉さんは両手を前に差し出して、膝を左右に振ったり開いたり、太ももを見せびらかして挑発します。

僕の目は太ももに釘付けになって血走っていますから、桜子さんの足元にひざまづくしかありません。

桃代は僕たちの空気を読んで気を利かし、壁際の布団を4畳半の真ん中に広げて敷いてくれました。


布団を敷き終えると桃代は冬彦さんの手を取って、6畳の部屋に敷かれた布団に移動しようと誘います。

ところが、冬彦さんは動きません。
冬彦さんの視線は桃代の黒いパンティに釘付けになり、銅像みたいに硬直して動こうとしないのです。

仕方がないので桃代は冬彦さんの首に手を回し、そっと耳元で囁きかけたのです。

「お兄さん、私を抱いて下さいな」

ようやく我に返った冬彦さんは、桃代の肩を抱きしめます。

「おお、桃ちゃん……」

「うふっ、冬彦お兄さん、キッスして下さいな、うふん」


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