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4畳半でスワッピング
第22章 レナちゃん

僕がシャツとズボンを脱いで6畳の間で待ち受けていると、レナちゃんはルンルン気分で布団に横たわります。
それにしてもレナちゃんの、屈託のない無邪気さはどういうことだ。
不安も畏れも恥じらいもない。
純真無垢なレナちゃんにとって、不浄な大人が決めつけるような、セックスが陰湿で恥ずかしい行為だなんて認識は無いのです。
楽しいことが幸せで、気持ちいいことが正しいのです。
それが生きることの理由なのに、どうして大人になれば、みんなの心は歪んで乱れて汚れてしまうのでしょうか。
仰向けのレナちゃんが身に着けている、可愛いイチゴのブラジャーとパンティを見つめていたら、僕の心はすっかり洗われるようです。
ま、いっか……、
ふすまは開けっ放しですから、隼人くんは桃代と一緒に4畳半から興味深げに僕たちを観察しています。

