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4畳半でスワッピング
第25章 お母さんの訪問

僕は顔を引きつらせて思案していました。

未成年との性行為はどれ程の罪になるのだろうかと……、
小学生の兄妹だと、さらに罪が重いのだろうかと……、
手錠をかけられて刑務所に送られるのだろうかと……、

それともお母さんに金銭を要求されて、一生かけて恐喝され続けるのだろうか?
そんなことになったら、即刻荷物をまとめてフィリピンかベトナムにでも逃走するしかありません。


お母さんは有無を言わさぬという鋭い目つきで、眉根を寄せて僕たちを見据えています。
どんな制裁が下されるのか、僕も桃代も針のむしろです。

重苦しい空気の中で、しばしの沈黙が流れました。

そしたら、どうしたことでしょう……、

厳しい表情だったお母さんの頬が少しゆるんで、僕たちの顔を交互に見比べながら、ささやくような声音で語りかけるのです。

「それでね、隼人は私に射精してスッキリしたのですが、私が収まらなくなってしまったのですよ……」

どのように収まらないのか? 
だから、僕たちにどうしろと言うのか?


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