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第27章 特異体質

僕もお母さんもぐったりして虚脱状態です。
僕は罪の償いが終わり、身も心もスッキリです。

でもお母さんは、僕を抱きしめたまま離してくれません。
鷹のような目つきでじっと見つめて、僕の耳元でささやくのです。

「金太郎さん、隼人の分の償いは終わったけど……、レナの償いもしてくださいね、うふん、おほほ」

「えっ？　あ、あの、すっかり出し切っちゃって、もう、出そうもない……」

「ダメです！　許しませんよ」


僕の身体はタランチュラに抱きすくめられたコオロギです。
お母さんの足にからまれ、両腕で抱きしめられて身動きもできません。

僕は再びの絶体絶命で、覚悟を決めてキッスをしながら、チンポの回復を待つしかありません。
きっとお母さんは、僕を食べ尽くす気ですから。