この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
4畳半でスワッピング
第5章 それから半月後

桃代は怒る代わりに、僕をいたぶり始めます。
「ふーん、そっか。金太郎が春菜さんの下着姿を思い浮かべてオナニーかあ。ふーん、金太郎は、私じゃなくて、春菜さんとヤリたいのかあ……」
僕は躊躇なく否定した。
本当はそうかもしれないけど、変に邪推されてはマズいと思って否定した。
「違うよ! 違うよ! ヤリたくなんかないよ」
「何が違うのよ。春菜さんの下着姿を妄想しながらオナニーをして、射精までしてるんじゃないのさ」
「だって、オナニーだから、妄想するだけじゃないか」
「妄想するってことは、ヤリたいってことじゃないのさ。金太郎はそんな目で、春菜さんのこと見てたのね?」
「違うったら。たまたま朝立ちした時に、桃代は朝食の支度をして布団にいないから、ついつい頭に浮かんで……だから、ホントに違うって」
「いいわよ、言い訳なんかしなくても。私も誰かに抱かれる姿を妄想して、昼間にオナニーでもしちゃおうかな……」
「桃代……」
オナニーを見咎められた僕は、桃代に返す言葉がありませんでした。

