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4畳半でスワッピング
第10章 姉夫婦の訪問

ということで翌日の朝……、

つまり今日の朝食時に、桃代は僕に頼みがあるとか言いながら、すでに決定した事項を宣言してきたのです。

桃代の話は唐突でしたが、心情的にも論理的にも納得がいきました。
これまでに桃代から、お姉さん夫婦の悩みとして何度も聞かされていましたから。

それにしても春菜さんは、大胆な発想をしただけでなく、よくも思い切って発言したものだと感心しました。


僕は桃代の話を聞きながら、ぼんやりと受精の儀式を想像しておりました。

僕を説得しようと語りかける桃代の顔を見ながら、不謹慎ながら僕は、桜子お姉さんのスカートをめくっていたのです。

ムチムチの白い太ももにむしゃぶりついて、ビキニのパンティを脱がして勃起したチンポを挿入していたのです。
僕は桃代の話を聞きながら、不埒にもチンポを勃起させて、喘ぎ顔の桜子さんを夢想していたのですよ。


しかしです……、
桃代の話の最後の下りで、冬彦さんのただならぬ殺気を感じて委縮したのです。

冬彦さんが提示した条件を桃代から聞いているうちに、僕は機械仕掛けのロボットにでもされているような気がして、安易にセックスを楽しむ気分ではなくなってきたのです。


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