この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひまわりの花束
第15章 なまはげ
イルミネーションのクライアントさんから、いくつかのデザイン画が戻ってきた。
変更箇所の確認と、発注を進めることになった。
難しいと思っていた案件程スムーズに進んで、アシスタントなのにホッとする。
メインで担当したそうさんはもっとホッとしているのだろうな、とパソコンに向かい作業しているそうさんをちらっと見る。

「ちーちゃんどうしたの?」
すぐに気が付かれて慌てる。

「これ、クライアントさんからスムーズにお返事をもらえると思っていませんでした。さすがそうさんですね」

「めずらしいね、ちーちゃに褒められちゃった。一発OKもうれしいけど、ちーちゃんが褒めてくれる方が嬉しいな」

あまりのにこやかさに、言葉が出てこない。

「それは良かったですね」

「まだ怒ってるの?よそよそしいんだけどな」

「そんなことありませんよ」

「それなら今夜ご飯食べに行こう」

「え、」

「西野さん、俺誘うから、春香ちゃん誘ってよ」

「あ、はい」ちょっと拍子抜けしてしまう。

お昼休みに、今日1日外に出ている春香ちゃんにメッセージを送ると
「やったー!先輩のおごりですね。時間までには何があっても戻ります」とすぐに返事が返ってきた。
ご機嫌な春香ちゃんに、彼との京都旅行の話をいっぱい聞いてみよう。

/199ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ