この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひまわりの花束
第15章 なまはげ
翌日、夏季休暇を取っていた春香ちゃんが出勤し

「先輩、お土産です」可愛いキャラクターのクッキーをくれる。

早速、休憩時間にコーヒーを2つ買って、春香ちゃんとクッキーを楽しむ。

「これ、京都だね、京都に行って来たの?」

「そうなんです、もう聞いてくださいよ、彼が送り火を見たいって言うから京都にしたんですが、もう死んじゃうんじゃないかって位暑くて、観光どころじゃなかったんですよ。快適なのは新幹線とホテル位でした」
そう言いながらも、京都は楽しかったようで、嬉しそうに話をしてくる。

通りかかった西野さんが、話に入ってきたので、クッキーをおすそ分けすると、クッキーを眺め「かわいいね」とパクリと食べる。

「春香ちゃんセンス良いよ。ちーちゃんがさ、去年お土産くれたんだけどさ、なまはげのぬいぐるみだったんだよ。何でなまはげなんだよって笑ったんだけどさ」

「あ、あれ、そんな風に思っていたんですか?」

「で、どうしようかと思って、そうさんの机の中に入れて驚かせたんだった。そうさんの机の中にまだ入っているかもな」

「先輩何でなまはげだったんですか?」

去年の夏は明先輩と温泉巡りで秋田に行ったんだ、あまり思い出したくない。
「それはきっと、西野さんが厳しくてなまはげに見えてしまって、親近感があったのかもしれませんね」苦し紛れの言い訳をする。

「優しい先輩に向けてなんだよ」

3人で大笑いをして、休憩時間が終わった。
/199ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ