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ひまわりの花束
第15章 なまはげ
翌日、夏季休暇を取っていた春香ちゃんが出勤し
「先輩、お土産です」可愛いキャラクターのクッキーをくれる。
早速、休憩時間にコーヒーを2つ買って、春香ちゃんとクッキーを楽しむ。
「これ、京都だね、京都に行って来たの?」
「そうなんです、もう聞いてくださいよ、彼が送り火を見たいって言うから京都にしたんですが、もう死んじゃうんじゃないかって位暑くて、観光どころじゃなかったんですよ。快適なのは新幹線とホテル位でした」
そう言いながらも、京都は楽しかったようで、嬉しそうに話をしてくる。
通りかかった西野さんが、話に入ってきたので、クッキーをおすそ分けすると、クッキーを眺め「かわいいね」とパクリと食べる。
「春香ちゃんセンス良いよ。ちーちゃんがさ、去年お土産くれたんだけどさ、なまはげのぬいぐるみだったんだよ。何でなまはげなんだよって笑ったんだけどさ」
「あ、あれ、そんな風に思っていたんですか?」
「で、どうしようかと思って、そうさんの机の中に入れて驚かせたんだった。そうさんの机の中にまだ入っているかもな」
「先輩何でなまはげだったんですか?」
去年の夏は明先輩と温泉巡りで秋田に行ったんだ、あまり思い出したくない。
「それはきっと、西野さんが厳しくてなまはげに見えてしまって、親近感があったのかもしれませんね」苦し紛れの言い訳をする。
「優しい先輩に向けてなんだよ」
3人で大笑いをして、休憩時間が終わった。
「先輩、お土産です」可愛いキャラクターのクッキーをくれる。
早速、休憩時間にコーヒーを2つ買って、春香ちゃんとクッキーを楽しむ。
「これ、京都だね、京都に行って来たの?」
「そうなんです、もう聞いてくださいよ、彼が送り火を見たいって言うから京都にしたんですが、もう死んじゃうんじゃないかって位暑くて、観光どころじゃなかったんですよ。快適なのは新幹線とホテル位でした」
そう言いながらも、京都は楽しかったようで、嬉しそうに話をしてくる。
通りかかった西野さんが、話に入ってきたので、クッキーをおすそ分けすると、クッキーを眺め「かわいいね」とパクリと食べる。
「春香ちゃんセンス良いよ。ちーちゃんがさ、去年お土産くれたんだけどさ、なまはげのぬいぐるみだったんだよ。何でなまはげなんだよって笑ったんだけどさ」
「あ、あれ、そんな風に思っていたんですか?」
「で、どうしようかと思って、そうさんの机の中に入れて驚かせたんだった。そうさんの机の中にまだ入っているかもな」
「先輩何でなまはげだったんですか?」
去年の夏は明先輩と温泉巡りで秋田に行ったんだ、あまり思い出したくない。
「それはきっと、西野さんが厳しくてなまはげに見えてしまって、親近感があったのかもしれませんね」苦し紛れの言い訳をする。
「優しい先輩に向けてなんだよ」
3人で大笑いをして、休憩時間が終わった。