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第22章 好きってどういう事？

土曜日の午後、何処か気まずさを感じながら、そうさんの部屋に行く。

「ご飯のリクエストは何ですか？」いうにそうさんに聞くと

「オムライスが良いな」

「オムライスで良いんですか？」

「変かな？」

「いえ、ランチのイメージがあったので。じゃあそうさんオムライス作ってくださいね。私はスープとサラダ作りますね」

メニューを決めて二人で近所のスーパーへ買い物に行く。

カートを押しながらそうさんが
「ちーちゃん、今週何かあったの？俺、何かしたのかな？」
心配そうに聞いて来る。

「いえ、特に何もないですよ。」

「そうかな？俺の事気にしてる様子だったけど」

「本当に何でもないですよ」

「ふーん・・・」そうさんの納得していないような返事を聞きながら、何もなかったように買い物を続けた。