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ひまわりの花束
第25章 のんびりとした午後
そうさんがクローゼットを開けていつものTシャツとハーフパンツを手に戻って来る。
今日はそんな気分ではないのに。
さっきまで、私の体調を心配してくれていたのでは?そう思っていると
「これに着替えて」そう言って、Tシャツとハーフパンツを差し出される。
そっと首を横に振ると
「そうじゃなくて、お昼寝でもしよう」
「お昼寝?」
「うん、ちーちゃん疲れたでしょ、一緒に寝よう。だから着替えて」
そう言われながらベッドの横に手を引かれて行く。
こんなに近くで、ここで着替えるの?着替えるのが恥ずかしい。
どうしよう・・・立ち尽くしていると
「ちーちゃん」ベッドに座ったそうさんが低い声で名前を呼ぶ。
そうさんの声にビクンとなって、ためらいながらベッドから離れてそうさんに背中を向けて、肌が見えないように着換える。
着ていた服を畳んでソファーに置き、ドキドキしながら振り向く。
「おいでよ」ベッドにスペースを開けてそうさんが寝転ぶ。
「風邪うつりますよ」そう言いながらゆっくりベッドに近づき、そしてそうさんに背中を向けて横になる。
「大丈夫なのに」そう言いながら後ろから抱きしめてくる。
そうさんの体温がじんわり温かく感じるけれど、心臓がドキドキしているのが分かる。
沈黙してしまい、静かな部屋に自分の心臓の音が響いてしまうようで落ち着かない。
「お昼ご飯びっくりしました。美味しかったです。ありがとうございました」
ようやく出て来た言葉を慌てて伝える。
「折角だったのに。あー失敗したな」
「また今度挑戦したらいいじゃないですか」
「ちーちゃんまた食べてくれる?」
「良いですよ。でも料理男子はもてますからね」
「またそういう事言う」ため息交じりにそうさんが言いながら、更に抱きしめてくる。
今日はそんな気分ではないのに。
さっきまで、私の体調を心配してくれていたのでは?そう思っていると
「これに着替えて」そう言って、Tシャツとハーフパンツを差し出される。
そっと首を横に振ると
「そうじゃなくて、お昼寝でもしよう」
「お昼寝?」
「うん、ちーちゃん疲れたでしょ、一緒に寝よう。だから着替えて」
そう言われながらベッドの横に手を引かれて行く。
こんなに近くで、ここで着替えるの?着替えるのが恥ずかしい。
どうしよう・・・立ち尽くしていると
「ちーちゃん」ベッドに座ったそうさんが低い声で名前を呼ぶ。
そうさんの声にビクンとなって、ためらいながらベッドから離れてそうさんに背中を向けて、肌が見えないように着換える。
着ていた服を畳んでソファーに置き、ドキドキしながら振り向く。
「おいでよ」ベッドにスペースを開けてそうさんが寝転ぶ。
「風邪うつりますよ」そう言いながらゆっくりベッドに近づき、そしてそうさんに背中を向けて横になる。
「大丈夫なのに」そう言いながら後ろから抱きしめてくる。
そうさんの体温がじんわり温かく感じるけれど、心臓がドキドキしているのが分かる。
沈黙してしまい、静かな部屋に自分の心臓の音が響いてしまうようで落ち着かない。
「お昼ご飯びっくりしました。美味しかったです。ありがとうございました」
ようやく出て来た言葉を慌てて伝える。
「折角だったのに。あー失敗したな」
「また今度挑戦したらいいじゃないですか」
「ちーちゃんまた食べてくれる?」
「良いですよ。でも料理男子はもてますからね」
「またそういう事言う」ため息交じりにそうさんが言いながら、更に抱きしめてくる。