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ひまわりの花束
第25章 のんびりとした午後
1時間程眠ったのだろうか、ぐっすり眠って目が覚めた。
私を抱きしめていたそうさんの腕の力が抜けていたので、そうさんも眠っているようだ。
そっと、身体の位置をずらして腕枕の手を外して離れてみる。
何も言わないので寝返りを打ち、そうさんの顔を覗いてみるとぐっすり眠っている。
起きそうもないな。ちょっとホッとしてそうさんの顔を更に覗き込んでみる。
こんなに近くでじっくりそうさんの顔を見たのは初めてかもしれない。
少し日焼けした肌、整った顔立ちにドキドキしてしまう。
規則正しい寝息に、そうさんいろいろ気にしてくれて疲れているのかな?そう思いお昼寝の邪魔をしない様にそっとベッドから出る。
ベッドから出ても目を覚まさない事に安心して、本棚から小説を借りてソファーで読むことにした。
30分位過ぎた頃、寝返りを打つ気配がした。本から顔を上げると同時に
「ちーちゃん」驚いたような声で名前を呼ばれる。
「そうさんも目が覚めたんですね」
「なんでちーちゃん本を読んでいるの?」
不機嫌そうな声で話しかけられる。
「すみません、勝手に本借りました」
「そうじゃなくて」
「目が覚めたら、そうさんまだ気持ち良さそうに寝ていたので、お邪魔しないように本を読んでいたんです」
私を抱きしめていたそうさんの腕の力が抜けていたので、そうさんも眠っているようだ。
そっと、身体の位置をずらして腕枕の手を外して離れてみる。
何も言わないので寝返りを打ち、そうさんの顔を覗いてみるとぐっすり眠っている。
起きそうもないな。ちょっとホッとしてそうさんの顔を更に覗き込んでみる。
こんなに近くでじっくりそうさんの顔を見たのは初めてかもしれない。
少し日焼けした肌、整った顔立ちにドキドキしてしまう。
規則正しい寝息に、そうさんいろいろ気にしてくれて疲れているのかな?そう思いお昼寝の邪魔をしない様にそっとベッドから出る。
ベッドから出ても目を覚まさない事に安心して、本棚から小説を借りてソファーで読むことにした。
30分位過ぎた頃、寝返りを打つ気配がした。本から顔を上げると同時に
「ちーちゃん」驚いたような声で名前を呼ばれる。
「そうさんも目が覚めたんですね」
「なんでちーちゃん本を読んでいるの?」
不機嫌そうな声で話しかけられる。
「すみません、勝手に本借りました」
「そうじゃなくて」
「目が覚めたら、そうさんまだ気持ち良さそうに寝ていたので、お邪魔しないように本を読んでいたんです」