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ひまわりの花束
第25章 のんびりとした午後
少し気怠い土曜の午後、優しい色合いの映画で心地良い時間が流れて行く。少しドキドキするシーンもあったけれど、ハッピーエンドのストーリーが丁度良かった。

「はぁ終わっちゃった」

エンドロールが流れる中そうさんが伸びをする。

「やっぱり期待を裏切らない監督だよな」

「そうですね。優しいストーリーと絵で癒されました」

「俺はちーちゃんとこうしていて癒されたけど」そう言って更に体重をかけて寄りかかって来る。

「重いですよ」

「そんなに?」笑いながらソファーに押し倒され、そのまま覆いかぶさるようにしてキスをしてくる。

優しく唇を啄むように何回も繰り返される。

「今日はもうしないって映画を見る前に言ったのに、もう我慢できないや」

そう言いながらキスが続く。

「はぁ」感じている声が漏れてしまい、恥ずかしくなる。

「ずっとこうしていたい」優しくハグをしながら耳元で囁かれる。

ダメ、感じちゃう。

そうさんの指が私の身体をなぞる。

「くすぐったい」身体を捩ると楽しそうに「ここは?」「こっちは?」といつもと違うタッチで笑いながら身体のあちこちを撫でまわす。

「くすぐったいじゃないですか。お返ししますよ」

そう言ってそうさんの脇腹をくすぐる

「おい、止めろ、くすぐったい」そうさんが慌てて身体を捩る。

「お返しですよ」

「ごめん、ごめん」そう言ってそうさんが抱きしめてくる。

「ちーちゃん、そこまで元気なら、今夜泊まっていってよ」

「う、うん」曖昧な返事をしながらそのままそうさんに抱きしめられていた。

はっきり「帰ります」と言えない。





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