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ひまわりの花束
第2章 週末の楽しみ
明先輩が目を覚ましたのは、もうすぐお昼になる頃だった。
「おはようございます」
「おはよう」気まずそうな空気を打ち消すように
「シャワー良い?」とバスルームに行ってしまった。
しばらくして、バスタオルで髪を拭きながら明先輩が戻ってきた。
「お昼どうする?」
「うーん、お腹空いてない」
「どこか出かけませんか?」
「うーん・・・」そういって窓の外を眺める
「雨降ってるから、出かけたくないな」
「観たい映画があるんだけど」
「もう、帰るよ、雨だし」
そう言って、かばんを持ちドアに向かう
「いやだ」そう言いたいのに、良い言葉が出てこない
「ちーちゃん疲れてるでしょ、ゆっくり過ごしなよ」
「一緒に過ごしたいの」でも、言葉にならなくて部屋を出ていく後ろ姿を見送るしか出来なかった。
「おはようございます」
「おはよう」気まずそうな空気を打ち消すように
「シャワー良い?」とバスルームに行ってしまった。
しばらくして、バスタオルで髪を拭きながら明先輩が戻ってきた。
「お昼どうする?」
「うーん、お腹空いてない」
「どこか出かけませんか?」
「うーん・・・」そういって窓の外を眺める
「雨降ってるから、出かけたくないな」
「観たい映画があるんだけど」
「もう、帰るよ、雨だし」
そう言って、かばんを持ちドアに向かう
「いやだ」そう言いたいのに、良い言葉が出てこない
「ちーちゃん疲れてるでしょ、ゆっくり過ごしなよ」
「一緒に過ごしたいの」でも、言葉にならなくて部屋を出ていく後ろ姿を見送るしか出来なかった。