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ひまわりの花束
第2章 週末の楽しみ
気が付くと朝になっていた。

あ、あのまま寝ちゃったんだ。

身体をひねって横を見ると、明先輩はまだぐっすりと眠っていた。
そっとベッドから抜け出して、シャワーを浴びる。

スッキリ目が覚めたのんびりとした土曜日の朝。

もう9時になる。朝ごはん食べようかな?

「明先輩、朝ですよ。そろそろ起きませんか?」ぐっすり眠った明先輩は返事もなく
寝返りを打ち反対側を向いて寝てしまう。

ずっと仕事が忙しかったもんね。

もういいや、先に食べよう。
トーストとコーヒーで朝食をとる。

窓の外は今日も梅雨のしとしと雨降り。

雨降りだから前から観たかった映画に行こうか、のんびり部屋でまったりするのも良いな。
トーストを食べながら今日の予定を考える。

「ねえ、明先輩起きて」頬にそっとキスをする。

全然起きない明先輩。

仕方がない、静かに部屋の片付けて、お洗濯をすることにしよう。



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