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ひまわりの花束
第26章 大好き
機嫌のいいそうさんが張り切って盛り付けをしてくれる。

2人で向かい合ってテーブルに付き、食べ始める。

「うん、美味しい」満足そうに食べるそうさんを見ていると、顔がほころんで来る。

「そうさん料理の腕が上がりましたね」

「そうかな」

「もう一人でなんでも作れそうですね」

「ねえ、そう言う事言わないで」そうさんが不機嫌そうに言う。

美味しく食べ終わり食器を重ね、立ち上がる。

「ちーちゃん良いよ、俺がやるから」

「片付けしますよ」

「いいのに」

そんな会話をして、結局2人で片付けをする事になった。

片付け終えて、時計を見るともう8時を回っていた。

「そうさん今日は1日ありがとうございました。ゆっくり過ごせて楽しかったです。そろそろ帰ります」

「明日日曜日何か予定があるの?」

「え、えっと特にないですけど・・・」

「今夜泊まっていってよ」

「風邪うつりますよ」

「今更、うつるならもううつっているよ。それにもしうつったら、今度はちーちゃんが看病してよ」

「嫌ですって言ったらどうしますか?」

「ははは、ちーちゃんはそんなこと言わないでしょ。だから泊まっていってよ」

ギュッと抱きしめられる。

どうしよう・・・断る理由を考えるけど思い浮かばない。

「わかりました。でも本当に泊まるだけですよ」

「うん、わかった。ありがとう」そうさんの声が明るくなり、私の頬にキスをする。

「泊まるだけっていったじゃないですか」

「この位は良いでしょ」そう言ってそうさんが私の髪を撫でた。
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