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ひまわりの花束
第13章 クリスマスイルミネーション
休憩時間に廊下で、資料をたくさん抱えたそうさんとすれ違った。

「お、お疲れ様です」

「何だか他人のような口調だね」

「いえ、いつも通りです」

「それが他人みたいって言っているんだけどなぁ」

「仕事中です。そうさんの視線が気になるんですけど」

「視線が気になるって、それって俺の事気になっているのちーちゃんの方じゃない?それだけ俺の事見ているっていう事でしょ?」
嬉しそうにそうさんが笑った。

「気になっていませんよ。急な請求書がたくさんあるんです」

「そうだね、忙しいよね。急かしているの主任だけど、主任に明日からちーちゃんに協力してもらう許可取ったから、イルミネーションのアシスタントよろしく」

「アシスタント?聞いていませんよ」

「今朝決まったことだもん。明日から楽しみだな」

たくさんの書類を抱えたそうさんはそのままエレベーターに乗って行ってしまった。



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