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ひまわりの花束
第13章 クリスマスイルミネーション

ミーティングを終えて、請求書作りをして、隣の席の春香ちゃんと書類の確認をしていると
そうさんの視線を感じる。
目が合い、さっと逸らす。
それでも視線が気になり、パソコンの影からそっとフロアを見回しながらそうさんの姿を見ると、目が合い微笑まれる。
慌てて目を逸らすと、これからクライアントさんの所に出かける西野さんが通りかかる。
「ちーちゃん、何慌ててるの?」
「えっ、何も慌てていませんよ」
「そう?それなら良いんだけど。今朝そうさんが、やけに機嫌が良いんだよな。ちーちゃん何か知ってる?」
いたずらっ子のように笑いながら西野さんが聞いて来る。
「私、何も知りませんよ」
「先週末に、イルミネーションのデザインがいくつか続けて入ったから、大規模なのもあったから張り切っているのかもしれないな。良いよなぁ、こっちは真夏日の中の作業なのに、あいつは涼しいイルミネーションか、まあ、冬気分でも色々熱いみたいだけど」
そう楽しそうに言い残した後ろ姿に、慌てて
「西野さんお気をつけて」と声をかけるのが精いっぱいだった。
西野さん何を知っているの?バレてるの?
そうさんの視線を感じる。
目が合い、さっと逸らす。
それでも視線が気になり、パソコンの影からそっとフロアを見回しながらそうさんの姿を見ると、目が合い微笑まれる。
慌てて目を逸らすと、これからクライアントさんの所に出かける西野さんが通りかかる。
「ちーちゃん、何慌ててるの?」
「えっ、何も慌てていませんよ」
「そう?それなら良いんだけど。今朝そうさんが、やけに機嫌が良いんだよな。ちーちゃん何か知ってる?」
いたずらっ子のように笑いながら西野さんが聞いて来る。
「私、何も知りませんよ」
「先週末に、イルミネーションのデザインがいくつか続けて入ったから、大規模なのもあったから張り切っているのかもしれないな。良いよなぁ、こっちは真夏日の中の作業なのに、あいつは涼しいイルミネーションか、まあ、冬気分でも色々熱いみたいだけど」
そう楽しそうに言い残した後ろ姿に、慌てて
「西野さんお気をつけて」と声をかけるのが精いっぱいだった。
西野さん何を知っているの?バレてるの?

