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ひまわりの花束
第14章 夏季休暇何する?
そうさんと出かける約束はしたけれど、行き先は何回聞いても「当日のお楽しみ」と言って教えてくれなかった。
唯一教えてくれたのは、車で迎えに来てくれる事だけだった。
約束の時間に迎えにきたそうさんの車の助手席に座る。
「何処に行くんですか?」と聞いても、機嫌良さそうに笑うだけだった。
車は高速を北に向かって走っていた。
大きな建物が減り、緑が多くなり、山がどんどん近くなってくる。
しばらくして高速を降り、大きな川沿いの道を走る。
「初めてです。一時間でこんなに自然いっぱいの所があるんですね」
「うん、観光客が少なくて意外と穴場なんだよ」
唯一教えてくれたのは、車で迎えに来てくれる事だけだった。
約束の時間に迎えにきたそうさんの車の助手席に座る。
「何処に行くんですか?」と聞いても、機嫌良さそうに笑うだけだった。
車は高速を北に向かって走っていた。
大きな建物が減り、緑が多くなり、山がどんどん近くなってくる。
しばらくして高速を降り、大きな川沿いの道を走る。
「初めてです。一時間でこんなに自然いっぱいの所があるんですね」
「うん、観光客が少なくて意外と穴場なんだよ」