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第14章 夏季休暇何する？

会話が途切れた時
「ちーちゃん、夏季休暇中何するの？」突然夏季休暇の話になる。

「今年は一人でのんびり旅行に行こうかと思ってます。友だちが、仕事が忙しくて9月になったんです。まだどこに行くか決めてないんですけど。なので夏季休暇は暑いので涼しい所が良いなぁと思ったんです。軽井沢か那須高原でリゾートホテルを探している所なんです」

「リゾートが賑わうシーズンに一人で行くと周りはカップルやファミリーばかりで浮いちゃうよ」と笑いながら教えてくれる。

せっかく素敵なホテル見つけたのに。
でもそうかもしれない。確かに一人だと浮いてしまいそう。
そう思いながらも複雑な気分になる。

「ひとりで寂しかったら、一緒に行こうか？」私の顔を覗き込んでくる。

「流石にそれは無いですよ。色々ご心配いただいてますけど」
冷や汗をかきながら返事をする。

「まあそうだよな、いきなりごめん。じゃあ日帰りで何処か遊びに行くっていうのは？」

「はぁ、そうですね。それなら良いですよ。」

「夏季休暇２日目、何処かに遊びに行こう。ちーちゃんの遊びに行きたい所」

「行きたい所ですか？今思いつくところは、具体的ではないですが涼しい高原ですかね。あ、静かなカフェがあると嬉しいです」

「そうか、じゃぁ、考えておくよ。約束だよ」そうさんが笑顔で答えた。