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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第12章 育児
完全に目が覚めてしまった俺は次のミルクまで起きていて、それが終わると睡魔が襲ってきて倒れ込むように寝た。
次起きたのはまさかの昼前。
寝室に百合と蓮の姿はなく、リビングで百合はきゃっきゃ言いながら蓮とおもちゃで遊んでいた。
「あ、吏生おはよう」
「ごめん…俺が今日は面倒見るつもりだったのに」
「そんなの関係ないよ。2人で協力すればいいんだから」
今日は百合を休ませてあげるって決めてたのに…
夜中も百合を起こしちゃったのに、俺って役に立ててないな…
「吏生?大丈夫?」
「俺もっと頑張らないとなぁ」
百合は微笑みながら「充分パパに助けてもらってるよ。ねぇ?蓮もパパが大好きだよねぇ?」と蓮に笑いかけてる。