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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第14章 2人きりの時間
でもやっぱり明るいところで吏生に裸を見られるのは今でも恥ずかしい……。
一緒に入る条件として、10分後に入ってきてとお願いをした。
吏生が来るまでに頭と体を洗って湯船に浸かると、いいタイミングで吏生が浴室に入ってくる。
吏生はサッと頭と体を洗い、湯船に入ってきた。
「やっぱ旅館もいいね」
「うん、ホテルもいいけど旅館の和風な感じ好き」
ご飯の懐石料理も凄く美味しかった。
「百合は蓮がいないから寂しい?」
「少し寂しいけど、吏生と2人きりの時間も好きだよ」
「ん、俺も」
吏生は後ろから私を優しく抱き締め、頬にキスを落とした。